どうやってFIREを実現するか①

前回の記事で自己紹介とFIREに至る経緯を記載しました。
本記事以降、何回かに渡ってFIREを実現するためにどうしていくのか記載します。


基本的にそこら辺にあるFIRE関連書籍とそこまで変わりないですが、
支出を限りなく抑え、可能な限り収入を投資信託に回し、資産を最大化してFIREを実現するというものです。


まず本記事では投資信託をどのように実施しているのかについて説明します。
まず結論から申しますと現在は毎週50万円以上貯蓄も切り崩しながら、投資信託商品である「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を中心に投資しています。


FIREを目標とする以前、資産形成を行うにあたっては貯蓄へ収入の全てを回していました。
現在この貯蓄を切り崩し、定期的に投資信託へ回しています。
より詳細な資産内容や推移は今後の記事で記載しますが、貯蓄額については10年近くコツコツと貯め続けたものが1,000万以上あり、これを毎週50万円のペースで投資信託に回しています。
来年までかけて生活費を除き、全て投資信託へ移行しようと考えています。
また、この貯蓄からの移行以外にも毎月の給与についても積極的に投資信託へ回していこうと思います。


投資信託にあたっては現在「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を中心に投資しています。
なぜこの商品を選ぶに至ったかというと、これを買うだけで分散投資ができ過去の実績からある程度のリターンを期待できると考えたためです。
この商品はアメリカの代表的な株価指数であるS&P500に連動するものです。
S&P500は米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占め、米国市場全体の動きを概ね反映しているものであり、すなわちこれを買うだけで米国全体の株への分散投資を実現できると考えたからです。
分散投資はある業種が悪化してもそれだけに依存せず、他業種で補完できリスクの低減に繋がると言われています。
また、S&P500は長期スパンで見ると右肩上がりの伸率(過去10年間、S&P500種株価指数の年率平均リターンは14.7%)を示しており、
今後もここまでのリターンは得られないかもしれませんが、ある程度の利回りは確保できるものと考えております。


もっと整理したい細かい内容はたくさんありますが、今回はここまでとしたいと思います。

自己紹介→FIREを目指そうと思った経緯

はじめまして。
このブログはFIREを実現するにあたって自分の考えの整理、記録のために始めました。
この記事では自分の原点を整理する意味で自己紹介とFIREを目指すこととなった経緯を書いていきたいと思います。


夫婦共に10年近く都内で事務職として勤務しており、娘も一人います。
世帯年収は1,000万を超えていて収入面ではそこまで苦労は無いものの、
夫婦ともに打たれ弱く、仕事での人間関係やプレッシャーに苦しめられているところです。


転職できるほどの何かスキルを持っているわけでもなく、
自分たちの会社がそこまで劣悪な環境かと言われればそうでもなく、
このまま自分たちのなかで折り合いをつけながら定年まで何とか会社にしがみつきながら働いていくのだろうなと思っていました。


そんな中2023年の夏に立ち寄った書店でFIREの書籍をたまたま手に取りました。
そこにはFIREを実現するための資産形成の方法として株式投資のことが書かれていました。


元々、株も含めて投資とは、よく勉強して、センスがあり、時間をかけられる人が初めて勝負できるステージに上がれるようなもので、自分たちのような素人はそういう人たちの養分になるだけだろうと考えていました。


しかし、その書籍の中で株式投資は前述した世界だけではなく、一気に収益を得ることはできないが誰でも再現でき長期的に資産を増やせる株式投資のことが書かれており、自分たちでもFIREは可能なのでは無いかと思うようになりました。


そこから色々調べ、実際には株式投資ではなく主に投資信託による資産形成になりますが、10年後のFIREを目指すようになりました。


次回の記事以降でこの投資信託について記載していきたいと思います。